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くるりのアルバム「THE WORLD IS MINE」の元ネタ曲

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 アルバム「THE WORLD IS MINE」

前回に引き続き、くるりのアルバム収録曲の元ネタをまとめていきます。
今回のアルバムは「THE WORLD IS MINE」

くるり4枚目のオリジナルアルバムで、初期メンバーの森くんが参加した最後のアルバムでもあります。
前作のTEAM ROCKよりもエレクトロニカ要素も強いアルバムで、ファンにも人気のアルバムです。初めて聴いた時、レディオヘッドのKID Aっぽいなあと思いました。

THE WORLD IS MINE

THE WORLD IS MINE

  • アーティスト: くるり,岸田繁,佐藤征史,大村達身
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2002/03/20
  • メディア: CD
  • 購入: 2人 クリック: 36回
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 GUILTY

GUILTY
GUILTY
  • くるり
  • オルタナティブ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

「いっそ悪いことやってつかまってしまおうかな」という衝撃的な歌詞から始まる「GUILTY」の元ネタは「ArnoldのPavey Ark」です。
もはや説明不要の、そのまんまオマージュ。


Arnold - Pavey Ark

  

 GO BACK TO CHINA

「自転車泥棒 目かくしで見た桃源郷」という歌詞が秀逸。

GO BACK TO CHINA
GO BACK TO CHINA
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元ネタはOasisの「Supersonic」かな?
と言っても部分的な引用ですが。


Oasis - Supersonic

 

WORLD'S END SUPERNOVA

この一曲で衝撃を受けた!という人も多いはず。
サカナクションの山口さんも、この曲に影響を受けたとテレビで語っていました。

WORLD'S END SUPERNOVA
WORLD'S END SUPERNOVA
  • くるり
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歌メロの元ネタはStevie Nicksの「Stand Back」
「ラフラフ&ダンスミュージック〜♩」の部分ですね。


Stevie Nicks - Stand Back (Music Video)

 全体的な元ネタはLast Days Of Aprilの「Will The Violins Be Playing?


Last Days Of April- Will The Violins Be Playing?

 

ARMY

大学生のとき、深夜に落ち込んでいるときよく聴きました。

ARMY
ARMY
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元ネタはRadioheadの「How To Disappear Completely」


Radiohead "How To Disappear Completely" Original Music Video by David Herrera

 

水中モーター

ベストアルバムには別のミックスが収録されていますが、個人的にはこちらのほうが好みです。
途中に入る、小さな子供のセリフ「君の背中にヒトデがついてるよ このままじゃヒトデ形に日焼けしちまうぜ」も秀逸。

水中モーター
水中モーター
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元ネタはRideの「Leave Them All Behind」


Ride - Leave Them All Behind

 

THANK YOU MY GIRL

別れの切なさを誤魔化すような明るい曲調が、逆に切なさを増幅させている名曲。

全体的に元ネタとなっていますが「今夜だけは眠れそうです〜」のメロディと、動画の0:44からのメロディが特にわかりやすいかな。

THANK YOU MY GIRL
THANK YOU MY GIRL
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Fleetwood Mac - I Don't Want to Know

 

PEARL RIVER

後半、ボートを漕ぐ音や水の音で終わるアルバムラストナンバー。
元ネタのMotion Picture Soundtrackも、アルバムのラストに収録されている。

PEARL RIVER

PEARL RIVER

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10. Motion Picture Soundtrack

 

Amazonの「THE WORLD IS MINE」の解釈が面白い

このアルバムの曲順は、実は逆だったんじゃないか?という解釈で書かれたレビューが、とても面白かったので引用させていただきました。

タイトルは「世界は僕のもの」
しかし、“アマデウス”ではこう歌われます。
『知らん間にこの世界すら君のものじゃなくなってた』
それをヒントに妄想を炸裂させると
「本当は曲順が逆じゃないのか」と感じてきました。
以下、曲順を逆にした場合の妄想ストーリー。

M13“真珠の河”を渡って、
M12“砂の星”に産まれ落ちた男の子は
「世界は僕のもの」という全能感をいだきながらも、
“女の子”との別れを経験すること(M10・M11)を機に、
M9“ボート”やM8“汽車”で世界を旅します。
しかし、その中でM7“軍”による戦争などの現実を見た男の子は
自分の力ではとても太刀打ちできない大きな力の存在を感じ取ります。
「知らん間にこの世界すら君のものじゃなくなってた」(M6)。
虚無感に捕らわれた彼は、たどり着いたM4“世界の終わり”にて踊り続けます。
その理想郷(ガンダーラ)に留まることは心地いいのですが、
その安心は嘘だと気付いた彼は、ホーム(チャイナ)に帰ること(M3)を決意します。
しかし、結局は何も無い荒野、M2“静かの海”で
自分自身いつの間にか罪にまみれてしまっていることを認識した主人公は、
こうつぶやきます。
「いっそ悪いことやって捕まってしまおうかな」(M1)と。

しかし、これではあまりにも救いが無いと感じた岸田繁氏は
曲順を入れ替えることで、イノセンスを取り戻す物語に変えたのではないか
と勝手に思ったりするのです。